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初の電動バイクを日本で発売

ライブワイヤーのスペックと価格

2020年12月から既に予約受付が始まったハーレーダビッドソンのライブワイヤーは、メーカー初の電動スポーツバイクとして注目されています。
消費税込みで349万円超で、色はハーレーダビッドソンを代表する2つのカラー、オレンジヒューズとビビッドブラックがラインナップされています。
実際の納車は2021年2月から3月ぐらいにスタートするため、春からはハーレーダビッドソンの電動バイクを堪能するライダーたちの姿を見ることができそうです。

ライブワイヤーは、電動バイクと言えどスポーツバイクの良さをふんだんに堪能できるスペックとなっている点が魅力です。
停止している状態から100km/hまでの加速にかかる時間は約3秒と短く、スポーツバイクらしい加速感があります。
このダッシュ力や加速力はEVの強みの一つでもありますが、アクセルをスタートした瞬間から最大トルクを満喫できるという点はライブワイヤーの大きな魅力となっています。

また電動バイクというと、充電している状態からどのぐらいの距離を走行できるのかが気になるところでしょう。
ライブワイヤーは、満充電した状態からの航続距離はレンジモードを使用すると最大で235kmと充実しています。
走ったり停止したりが少ない状態や、高速道路巡行でバッテリーの回生が少ない状態でも、最大で152km程度を走行できます。
この距離は東京から静岡ぐらいまでに当たるため、ツーリング途中のサービスエリアで充電が可能なら、長距離ツーリングにも活用できるバイク車種となりそうです。

ライブワイヤーに搭載されているバッテリーは、RESSという15.5kwhです。
サイズは大きめですが強度が高く、5つのパーツから構成されるフレームのメインビームはスリムでスタイリッシュという特徴があります。
しかも、バッテリーは5年間保証がついていて、車体のメーカー保証3年よりも長くなっています。
このバイクに搭載されているモーターは、REVEATIONで、最大出力は75kw、最大トルクは114Nmです。
これはハーレー車種の中では最強のパワーを誇るCVOに匹敵するスペックです。

ライブワイヤ0は、電子制御システムも充実しています。
ライディングモードは7つがラインナップされていて、コックピット内に装備されているカラータッチスクリーンで確認できます。
回生やスロットルレスポンス、またトラクションのコントロールをカスタマイズできるモードも搭載されていて、ライダーの好みに合わせて自由にモード切替が可能です。

日本での免許区分は?

ライブワイヤーを運転するためには、日本での免許区分は大型二輪免許が必要となります。
しかし電動バイクなので、車両区分は軽二輪と同じ区分となり、車検は一切不要です。
大型スポーツバイク並みのパワフルなバイクでも、車検がないという点が多くのライダーから絶賛されています。