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福島県のツーリングスポット3選

聖徳太子も入ったといわれる土湯温泉

福島県は東京からもほど近く、ツーリングだけではなくてグルメや温泉も楽しめるおすすめスポットです。
美しい湖も多いので、景色を楽しみながら走ってみるのもいいですね。

温泉好きの人なら一度は訪れてみたいのが「土湯(つちゆ)温泉」です。
この温泉は聖徳太子も入ったと伝えられるほど由緒のあるもので、日帰り入浴もできます。
泉質は単純硫黄泉、アルミニウム硫酸塩泉などですが、飲水も可能なところもあります。

土湯温泉町はつちゆ湯愛エビ(オニテナガエビ)やシードルの産地としても有名ですから、食に興味のある人ならここで一泊するのもいいものです。
白濁した露天風呂を擁する秘湯など、福島県ならではの温泉を堪能することができます。
アクセスは猪苗代湖から国道115号を走り、安達太良山のふもとをツーリングし、照南湖を過ぎたところで県道52号に入ればすぐです。

爽快なツーリングが楽しめる裏磐梯

福島県内でも特に景色が美しいのは裏磐梯です。
「磐梯山ゴールドライン」と呼ばれる県道64号のツーリングを楽しんだ後は国道459号から裏磐梯エリアに入ります。
五色沼や桧原湖の美しさは「絵にもかけない」ほどですから、できるだけ天気のいい日を選んで行くのがおすすめです。

「道の駅 裏磐梯」では地元の新鮮な果物や野菜を入手することができます。
食事どきに行くのであれば会津山塩を使用した「山塩チャーシューメン」をぜひ試してみたいものです。

ちなみに「磐梯山」は昔は「いわはしやま」と呼ばれていました。
「天にかかる岩の梯子」という意味です。
裏磐梯は磐梯山の北側で、姿の整った表磐梯とはまったく違う趣を見せています。

福島県のシンボルともいえる磐梯山は日本百名山のひとつにも選ばれています。

戊辰戦争に耐えた鶴ヶ城

自然の景色を堪能した後は、会津若松市にある鶴ヶ城を見学して歴史に触れてみるのも悪くありません。
別名「会津若松城」または「黒川城」とも呼ばれている鶴ヶ城は、1384年に築城されました。

難攻不落として名高かった鶴ヶ城は戊辰戦争の際にも1ヶ月間籠城した堅固な作りです。
明治7年には石垣以外が取り壊されてしまいましたが、昭和40年には昭和40年には見事に復元されています。

現在は天守閣に入場することができるようになっており、往時の栄華を偲ぶことができます。
入場料は大人が410円ですが、520円で茶室麟閣共通券を購入することができます。

鶴ヶ城にアクセスするには、郡山市から国道49号を通って猪苗代湖方面に向かい、レイクサイドをツーリングした後に会津若松市に入るルートがおすすめです。
途中、志田浜や長浜湖水浴場などで一服するのも楽しいものです。