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【おすすめバイク】ホンダ シャドウの特徴

デザイン

ホンダから出ているアメリカンカスタムバイクの中でも特に代表的なシリーズに冠された名前が「シャドウ(shadow)」です。
ホンダ シャドウが日本で最初に発売されたのは1986年4月のことですが、実際には1982年12月に発売された「NV750カスタム」をモデルチェンジしたものがシャドウです。

モデルチェンジではフレームや外観などが一新されました。
その後、1997年にはマフラーが一本出しの「シャドウ400 / 750」が発売されました。
車体はNV750カスタムとほとんど同じで、ギアは4段から5段に変更されています。

シャドウ400 / 750はボリューム感のあるクラシカルなスタイリングが特徴で、タイヤを深く覆うタイプの前後ディープフェンダーの採用やティアドロップ型の燃料タンクが大きな魅力です。

さらに2000年には「シャドウ スラッシャー」と「シャドウ スラッシャー750」が発売されました。
この2つのモデルは前輪が17インチから19インチと大きくなり、外装がよりシンプルになっているのが大きな特徴です。

2003年には型式名が「RC50」に変更され、シート高が15mmダウン、ホイールベースが30mm延長されるなどの改良が施されました。
さらに2008年1月には「750」がマイナーチェンジされています。
2009年になるとブラックで塗装を統一した「シャドウファントム」というバリエーションが登場し、従来の「750」にはABS仕様が追加されるようになりました。

日本国内使用は2006年に生産終了が公表されています。

エンジンの特徴

初代のホンダ シャドウはRC14E型 水冷4サイクルSOHC3バルブV型2気筒エンジンを搭載しています。
メインタンク7リッターに補助タンク5.5リッターでロングライドにも最適の仕様でした。

シャドウ400 / 750では水冷・4サイクル・V型2気筒エンジンをベースに吸・排気系も改良され、ゆとりのある走り味を楽しむことができます。

おすすめのポイント

ホンダ シャドウは上品でしかも重量感があるので、デザインを重視する人にはおすすめのアメリカンバイクです。
中古の価格も30万円代がメインなので、入手しやすいというメリットがあります。

アメリカンバイクというのは新しければいいというのではなく、ある程度のヴィンテージがあった方が雰囲気が出るので、楽しみながらバイクで走りたいという人はホンダ シャドウのようなタイプを選ぶといいですね。

400ccアメリカンバイクは排出ガス規制や環境性能強化の影響でモデル数が少ないので、がんばってホンダ シャドウを入手しておくのが得策かもしれません。