バイクに乗るときのフォームを確認しよう
バイクに初めて乗る場合、「ライディングフォーム」に気をつける必要があります。
ライディングフォームとは、「バイクに乗る姿勢」を指します。
不自然な体勢でバイクに乗ると車体が不安定になりやすく、操作もしにくくなります。
バイクに乗るときは体を守るものがヘルメットしかなく、トラブルが起きてしまうと自分の身が危険にさらされることになります。
そのため正しいライディングフォームを身につけて、安全に運転することが大切なのです。
そこでここでは、基本的なライディングフォームを解説します。
初心者の場合にはぜひ参考にして、きちんとした乗り方を身につけてください。
正しいライディングフォーム、3つのポイント
正しいライディングフォームとして、まずは「体の力を適度に抜く」ということを意識しましょう。
体がこわばった状態でバイクに乗ると、不自然な体勢になりやすくなります。
そのため自転車に乗るときのようなイメージで、リラックスするように意識してください。
体が緊張しているとき、自分の意識は体に集中しています。
すると周りの道路状況に気がつかなくなる可能性があります。
体がリラックスしていると気持ちに余裕ができ、周囲の道路状況を把握しやすくなります。
すると事故を起こしにくくなり、安全なライディングにつながります。
次に「左右のバランス」にも気をつけてください。
バイクに乗っているときには、体を中心として、左右に重心が偏りすぎないように気をつけてください。
もちろんカーブを曲がるときなどは、どちらか一方の側に体重をかける必要があります。
しかし平坦な道を走っているときは、いつも左右対称に重心をかけるようにしましょう。
不安定な体勢で乗っていると転倒しやすくなってしまい、急に車が来たときなどに危険です。
最後に、目線をできるだけ遠くにするよう意識しましょう。
バイクに乗り始めた初心者は、目線がすぐ先の路面に向いてしまいがちです。
しかし遠くを見通すように目線を上げると、より周りの道路状況を把握しながら走ることができます。
また、平坦な道ではこれができても、カーブなどにさしかかるとできなくなることもあります。
カーブでも常に先を見通すようにすると、スムーズに曲がることができます。
慣れが必要ですが、目線にはいつも気をつけるようにしてください。
正しいライディングフォームを身につけよう
ここでは、バイクの正しいライディングフォームのポイントを紹介しました。
何事も、基本を身につけることはとても大切です。
正しい体勢でバイクに乗ることができると、より高度なライディングテクニックも身につけやすくなります。
ぜひ上で紹介したポイントを意識して、バイクを楽しんでください。